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ミニマリストを目指すヅカオタの修行の日々

ヅカオタがミニマリストになるべく奮闘する毎日をつづります

舞音 雑感 その3(たまきちとかマギー様とか)

 舞音の雑感ですが、そろそろ出演者について思い返してしめようと思います。

芝居とレビューがなくちゃ 

これまでの雑感

hanarokusyo.hatenablog.com

hanarokusyo.hatenablog.com

 

 

この公演は、非ヅカオタの友と行きました。

友のスペック:アマチュアダンサー。であるがゆえに宝塚をひとつのエンターテインメントとしてみている。

この友が、たった2回の観劇で宝塚の楽しみ方と出演者の特性を冷静に判断していたので、紹介します。ちなみに、1回目の観劇というのは花組のラスト・タイクーンで、当然私と行っています。

友:(全て終了後に)楽しかった!

私:(番手について解説)2番手は下克上なんでっせ。

友:1番さん(番手を指す)はレビューでもしらーっとしてるから、2番さんの熱さが際立つ感じ。1番さんはかわいらしい顔立ちで、正統派という感じがする。

私:芝居では2番さんがトップ候補には見えないって言ってたけど。

友:芝居では気がつかなかったけど、2番さんはガタイがよくて、かっこいい!娘役が安心して体を預けられそう。芝居では黒い役が合っていて、キラキラしている姿が想像できないと思った。でも、レビュー見て前言撤回する。レビュー楽しい。レビューは芝居があるから楽しいんだね。芝居のあの役のあの人がショーではこうなる!って見られるから。

私:うっ!真実を突きつけられた感じ・・・そうなんです。ところで、3番さんと4番さんは私の贔屓と同じ期なんだけど。

友:親友役の3番さんは丸顔でかわいらしい顔立ちで、男役っぽくない感じ。4番さんは顔が長いけどかっこいい。2番さんと番手を追い越された人たちが5期も離れているようには見えなかった。

私:目の前にマギー様きたね!

友:あまりに華やかすぎて直視できなかった・・・そうか、あの方がね。確かにかっこいい。

 

友人を連れていく時は、ただただ楽しんでくれるかどうかが気がかりですが、こうして興味深い分析もしてくれると、お連れしたかいがあるというものです。

ヅカオタ同志たちと行くと、興奮とあきらめが支配されてあまり議論することもなく・・・。

でも、芝居とレビューの関係って改めて考えると、おもしろいですね。芝居とは違うスターの姿が見られるから、ここでいかに客を釣れるかが、スターの実力になってきますね。

だから、一本物はできるだけ避けて下さい小〇先生。

 

たまきちさんのトップの姿ばかり思い浮かべ

1789ではあまりたまきちのことは意識していなかったんですよね。正直言うとピンと来ませんでした。他の人に埋もれていたというか。

私の関心がみやるりとマギー様ばかりだったからか。

それが、今回は黒い役で、個人的に黒い美しい人が好きなこともあって、しっかり目に入りました。

たまきちさん、こんなに声が良くて歌もうまかったんでしたっけ。前回のイメージが覆されました。まず男役としての地声が無理なくムラなく安定していて高ポイントです。そしてため息が出るガタイの良さ。体格で言えばマイティーかたまきちか。ドラゲナイトで、Tシャツにジーンズという超超シンプルで男役には着こなしが難しい出で立ちでも、たまきちのその(補正後の)胸板の厚さで大変似合っていました。残念ながら、この衣装ではみやるりさんは細すぎて、たまきち2番手か~と妙に納得してしまいました。ああ、次のコンサートはたまきちいないのか。

舞台でも堂々としているし、表情や目の動き、タメ方のタイミングが絶妙で、私は好きです、たまきちさん。雑感その1で、月組は独特なトップとそれをフォローする優等生のみなさんという構図になっているという印象を書きましたが、たまきちさんも例によって優等生なのではないかと思います。そつなく、超個性的でもなく、どの番手・立ち位置でも浮かない。

おまけに、たまきち自身ってあまり陰りがあるようには見えなくて、キキちゃんのような爛漫系とはまた違った、何事も動ぜずどっしり構えているように思うんです。

逆に、まっすぐな人が、生い立ちに引きづられて闇を抱えている兄弟の兄を演じきれるかというと、あまりそんな悲壮な印象は受けず、クオンは普通に東南アジアにいそうな悪集団の頭目のように思ったことは事実です。たくましくて頼りがいがあるお兄さん、って感じなんですね。これはこれで既に申し分ありませんが。

まさおさんの後釜になるのかは不明ですが、まだ2番手の経験を積む期間があるなら、ぜひ色々な役柄を見てみたいと思えるスターです。まあ、いい意味でも悪い意味でも、相変わらずたまきちさん、という印象になりそうですが。

何だか蘭寿さんのような男臭いトップになりそうで、私的には大歓迎です。

 

歌わない神、ハーモニーにならないカチャ

繰り返しになりますが、神が歌わないなんて月組の楽しみが半減です。まさおさんの分身と言うにはしては統一感がなく、演出上の違和感が目立ってしまって、みやるりの魅力がなかなか体感できなかったのは残念でした。みやるりだけにロックオンしてればもっとおもしろかったのかな。

一方、結構歌っていたのはカチャ。カチャの声と歌がイマイチ馴染めない私には、まさおさんとの感動的なナンバーも、声質が全く合っておらずキツかった。無理して強く出している感じがして、何と歌っているか聞き取りづらい。

最近のベストハーモニーはともみんとだいもんのTIME TO SAY GOODBYEです。このナンバーがあるから、ファンシー・ガイ!は好きだった。

それから、自分の射程外だけど目立つ人って、やっぱり路線なんですよね。

それはあーさです。普通にかわいい。

レビューでも目立ちますね。

 

切れ者警察長官・マギー様

愛するマギー様ですが、見所が随所にあって来たかいがあったというものです。

まず、役名に「切れ者」と冠がついている時点で、期待度は高まります。そして、ある意味でマギー節?前回の鞭打つ貴族将校の役をフラッシュバックさせる立ち位置で、

演出家のみなさんはマギー様の魅力を最大限活かす配役がお上手

と拍手したい。

「手ぬるーい!」の迫力といったら。月組子にこの台詞が言える人が他にいるでしょうか。他にも色々叫んでいましたね。

体格良し、立ち姿良し、地声良し、歌良し、舞台に色を添える専科としては申し分ない方だと思います。スーツ姿が米国映画に出てくるリアル男子の様。

動きに無駄がなく、声に張りがあって、禁断の英語ナンバーのマッチ感。

良い意味で和を乱さない月組の中では、異色かもしれません。

 

つらつらと書き連ねてきましたが、装置や衣装やダンスなど、抑制された無駄のない演出で、出演者もあちゃーと思うことがなく、おすすめの公演です。