ミニマリストを目指すヅカオタの修行の日々

ヅカオタがミニマリストになるべく奮闘する毎日をつづります

ドン・ジュアンのDVDが発売だ!

よかった。DVDが発売されないわけがないと思いながら、内心疑っていた。アルカポネの時は公演中には既に発売することが明らかになっていて、赤坂より先だったDC(※当時は遠征した)で「今日はDVDのカメラが入ってるよ✩」なんてテンションかはさておき、だいもんが公演中にアドリブでも言っていたぐらいでしたので。ドン・ジュアンでは横浜はおそらく派手なカメラは入っていなかったと思われます。DCの方が箱の規模的にカメラワークが良さそうな気もするし。本拠地も向こうだし。でもローマのDVD発売の発表と同じタイミングなんですね。ちなみに発売は10月7日金曜日、先負。税込8,640円。

このタイミング、ローマの楽(と集合日)を待っての発表だというのは察しがつきますが、ドン・ジュアンなんて終わってから1ヶ月も経過してまっせ?公演中に決まっていたならなぜその時に発表しないの?

まあ、楽曲の版権問題もあったのかもしれませんね。これまで版権の問題で一部楽曲の収録が叶わず、口パクのジェンヌらを何度見てきたことか・・・。だいもんの歌をひとつでも欠けることなく収録してほしい。日本初公演という栄誉な中、口パクのだいもんなんて見たくない・・・つかもったいないだいもんの無駄遣い。そんな失態だけは避けてほしいものです。マリアが口パクだったら全然問題ないけどね・・・?

内情は興行的に大成功を収めた2番手の作品ばかり注目されないための配慮なんでは。

結局ドン・ジュアンのわたし的総括をできていませんが、雪組の次回公演の演目が発表されてから、にわかにだいもんの嫁問題が現実的になってきて、安易に振り返るのが怖い気分でいっぱいです。

ドン・ジュアンは完全にだいもんの嫁探しと化していたと思います。実質ダブルヒロイン風の2人に絞られてしまいますが、だいもんには美貌も歌唱も釣り合う方に寄り添ってほしいのですよ。

いろどりさんは印象が幼すぎて頂けません。第一歌のレベルがまったく及びません。

くらっちは大人びていて歌もかなり良いと思います。ただダークな面が相当貫禄があって、それは役作りの幅が広くて良いことなのですが、ダークネスだいもんと並ぶと負のオーラが共鳴して倍増しないか心配。

DVDの話でした。アルカポネのDVDは喜び勇んで買ったものの、実はあまり見ていません。多分脚本がくそだったからです。しかしドン・ジュアンはもともとあまりストーリー性が高くないところに宝塚的脚色が色濃くされ、だいもんの歌とゲスっぷりが満載のとってもしびれる上機嫌なミュージカルに仕上がっていたのでかなり好みな作品です。しかも、噂によるとDCでは近親相姦的なエピソードが割愛されたと聞きましたので、「何だかヅカが守るべき部分が崩壊したナァー」と思った部分がマイルドになっていたら、尚の事記録として残るのはDC版の方がいいかも。

ローマ以来、宝塚を観劇していません。来週信長を予定していますが、みりおんの退団発表しかり、みっさまと風ちゃんの退団しかり、実力があったり個性が強かったりするトップが去っていくのが、やや心配でもあります。全国的に草食的というか、無難な方向が好まれる時代性?それがトップやスターのメンツにも派生するのは正直よくない。宝塚という舞台を楽しむ一方で、強烈に個性を放つジェンヌ一人一人にぞっこんできるような場が、宝塚には必要だと思うからです。