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ミニマリストを目指すヅカオタの修行の日々

ヅカオタがミニマリストになるべく奮闘する毎日をつづります

過ぎる夢、さめないで 男役としてのだいもんが男性と歌う奇跡

念願のシングスディズニー、ドリームゴーズオンをみてきました。黒燕尾にヅカメイクで現れただいもんを拝んだ瞬間、生きててよかった・・・!心から思いました。だいもんのソロあり、素晴らしいデュエットと幸せな夢心地の瞬間でした。ずっと夢を見たままでいたかったです。

 黒燕尾、ヅカメイクのだいもん登場、ウキウキフェスティバルホール

本当に外部出演おめでとうございます。井上氏のだいもんへのリクエストがなければ、実現しなかった奇跡的なコンサート。素人にもそう見えるのだから、実際向こう側の人たちはかなり奮闘したものと推測いたします・・・!現役ジェンヌ単独の外部出演は史上初とのことですから、だいもんの歌声と実力が認められた証左でしょう!ファン冥利につきます!

男役で登場すると言っても、セルフメイクにスーツで登場すると勝手に思っていました。そしたら、井上氏が「これから出てくる人に合わせて」ジャケットを燕尾におきがえ。まさか・・・!だいもんが階段の上からヅカメイクと燕尾で颯爽と現れました。

よりによって大好物の黒燕尾!ひゃっほう!

実際、2幕の途中からゲストが登場しました。1幕はシルクハットに集めた手紙を読みながら歌い継ぐという形式で、演出上井上氏の私語は禁止だったみたいで、ポエマー感満載の手紙なものだから、だんだん苦しくなってきた私。歌は素晴らしかったです。1時間程度で幕間。

プリンス然としているのに、乙女界のきみまろ氏にしかみえなくなってくる

そして2幕以降はトーク全開になりました。この人のすごいところは、まるで観客であるミュージカル乙女(この日の半数はヅカ乙女であろう)と似通った思考でかつ乙女のツボを心得ていて、品のいい声質による軽妙な語り口によって下品になりすぎず、辛辣になりすぎず、まるでミュージカル俳優とは思えぬテンポ感でまくし立てるところでしょう。まるで乙女界のきみまろ氏?「加齢の証拠に爪に線が入ってる」とか「30代半ばを過ぎると・・・」とか「いつから子供でなくなるんだろう?(大意)」とか、ネガティブ発言をからっと言うものだからついつい引き込まれておりました・・・。おそろしや。スレンダーで小顔で、割とノーブルな顔立ち(濃くない)というビジュアルの良さも大きいですね。やはり長身は正義だ。

その調子で公にだいもんにつっこんでくれたのは記念すべき出来事でしょう(笑)。「(だいもんの濃いメイクを見て)薄い顔立ちで恥ずかしい」「だいもんって呼んでいいんだっけ?(だいもん:公の愛称なのでOK)」、「だいもんがどんどんスターになってる」「炭酸せんべいはトップでないとつくってもらえないの?」「早く作れるといいね」「だいもんってほんとに歌うまいね」「なれそめは妹がだいもんの同期で(客席にいる妹に手を振る)」などなど。もう発言がファン目線だ。これまであちこちで語ってくれたエピソードもありますが、客席に多数いたであろう劇団関係者の前で改めて言ってくれたことも重要と思います。

そもそもコンサートの発端は、阪急インターナショナルホテルに泊まった井上氏がスカステで、ディズニーCDでだいもんが歌った「そばにいて」を聞いたことから、自分もディズニーをカバーしたいと思ったそう。このCD、今思えば未来のトップ娘さんらも歌っていたし、音月さんとちえさまとみりお様が爆押しされていて、その中からだいもんに着目した井上氏は慧眼の持ち主ですね。 

でも、だいもんは阪急系列のホテルでスカステが見放題ということを、ひょっとしたらご存知なかったのでは・・・と思われた節がありました。私は阪急ホテルに泊まる時は必ずスカステ流しっぱなしですよ、ええもちろん。

だいもんがみっちゃんが歌っていたナンバーを熱唱してる

だいもんが歌ったのは3曲。「コンパス・オブ・ユア・ハート」、「ユール・ビー・イン・マイ・ハート(ソロ)」、「そばにいて」。音月さんとみっちゃんがCDで歌っていた曲ですね。どれもいい曲です。そして難しそう。見事に歌うまさんが歌った曲ですな。

ソロがあるとは思っていなかったので、しびれました。みっちゃんバージョンもいいけど、だいもんが歌うとあっという間にだいもんカラーになってる。すごい。腰抜かしました。「そばにいて」もそうですが、コンサートということもあるのか大分声張ってました。もっと囁くような声でも良い部分があると思いますが、ここはアウェイでコンサートだから!ぜひだいもんだけのディズニーCDを出し、そこで強弱つけまくりで歌ってほしい。お願い劇団様。

しかし、井上氏は話が長い。劇場のお姉さんによると19:45までと聞いたいたのに、終わったのが20:15頃。アンコール?が1回しかなかったのはトークが長引いたから?それも折り込み済み?だいもんファンには大変至福の時でしたけどね。だいもんがはけた後も「まだ僕の歌は続きますよ」「もう少し歌わせて」「泣いても笑ってもあの人(だいもん)はもう出てこないから」などなど軽妙なトークを繰り出します。やっぱり彼はこっち側の思考を持っていることを確信します・・・!(もともと宝塚ファンですもんね)。

バンドの音楽監督(鍵盤系と指揮)からも大好評で、「共演できて光栄、音域が広くて3オクターブぐらい、下のレまで出るのでは」(←詳細はわからないけど要はすごいってことだ)など言われておりました。きっと劇団からの評判も上がったことでしょう。

井上氏の軽妙でヅカファンと目線が似通ったギリギリの攻め姿勢で公に宝塚を突っ込んでくれた絶妙トーク、貴公子然とした立ち姿、高めだけど安定した歌声、ジャンルの幅広く楽曲自体が既に完成されたディズニーソング。そしてだいもんを選んでくれ、息のあった歌声を聴かせてもらい、本当に楽しいひと時でした。井上氏には感謝です。

コンサートの模様はwowowで7月に放映されるそうですよん。

もはや、前日に見たミーマイは吹っ飛んだ。

※でもレポします